(第1回)マイコンについて
Arduino(アルドゥイーノ)というマイコンをつかいます。電子工作をしている人なら誰でも知っている。超有名なマイコンです。 その中でも「Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHz」という種類のボードで、いろいろな通販サイトから購入することが、可能です。 まえばしロボコンでは電圧が3.3Vのため、これを選んでいます。(電圧を変更する必要がありません。)
注意)5Vの仕様の物もありますので、購入する場合は、ご注意ください。
マイコンのLEDをチカチカする(Lチカ)
マイコンの最初の一歩である、LEDを点灯させます。Arduinoへプログラムを書き込むために、下の物を準備します。
<必要な物>
a.Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHz
b.FTDI USBシリアル変換アダプター Rev.2
c.USBケーブル(micro-B)
d.パソコン(インターネットに接続できる状態)
1.接続
aにbを接続します。VCCの位置をあわせれば、OKです。cのケーブル(micro-B)とdのパソコンを接続します。とくにaの廉価版を購入した場合は、図と異なります。(例:Aideepen Arduino Pro mini 3.3V/8MHz を購入した場合は裏表が逆になります。しかし正規品以外は品質は良くないです。Aideepenはモーターを4つ同時に駆動させると電力不足で 停止してしまいます。)
<注意>bのFTDI USBシリアル変換アダプターは「3.3V」側にしてください。
2.パソコンの準備
①Arduinoのプログラムを書き込む準備をします。以下のサイトにアクセスして、ソフトをダウンロードします。手順のとおりすすめるとインストールができます。(MicroSoft Store からダウンロード→インストールします)
マイクロソフトのアカウントをお持ちでない人は、2つ上のWindows Win7 and newer でexeファイルをダウンロードしてインストールします。
https://www.arduino.cc/en/software
イントールが完了すると「Arduino IDE」が表示されるので、起動します。
②起動したウィンドウに以下の内容を書き込みます。
void setup() {
// put your setup code here, to run once:
pinMode(13, OUTPUT);
}
void loop() {
// put your main
code here, to run repeatedly:
delay(1000);
digitalWrite(13,
HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(13, LOW);
}
③メニューの「ツール」-「ボード:」を選択して「Arduino Pro or Pro Mini」を選択します。プロセッサも ATmega328P(3.3V,8MHz)を選択します。
④シリアルポートを選択して、有効なCOMを選択します。(接続してあると有効になります。)
⑤マイコンボードに書き込むボタンをおします。(インストールしたソフトの〇に右矢印のアイコン)
⑥完了すると。緑のLEDが1秒づつONとOFFを繰り返します。
実験の様子
Lチカできましたか?これでマイコンのプログラムを書き換えることができるようになります。
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