(第13回)回路基板(その4)
今回は、BD6211Fのモータードライバーにダイオードを追加するためにフットプリントを編集します。 使用する部品はすべて回路図に記入するのが普通ですが、回路図にダイオード・抵抗・コンデンサは記載しないままにします。
フットプリント変更
モータードライバーに逆起電力が発生したときにICを保護するためにダイオード+コンデンサを追加しましたが、スルーホールですので、 フットプリントに直接追加してしまいます。
①コピーしてパットを1個配置
まずは元のフットプリントを開いて、回路基板(その3)で行ったようにコピーします。名前は「BD6211F-E2_Dio」にします。さらに緑の〇のアイコン
「パットを追加」を押して、8番ピン(GND)の近くに配置します。
次に追加したパットを右クリックして「パットを編集」を選択します。 パットプロパティが表示されるので、パット番号を「8」、サイズX:を1.7mm、穴サイズX:1mmにします。
さらに、2番3番ピン(VCC)の近くにもパットを追加して、パット番号を「2」に変更します。
ICに必ず必要なダイオードを追加するパットを追加しました。最終的に8番ピンと2・3番ピンパットを接続します。実際の接続はプリント基板を作図する時になります。
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